こんにちは。産業能率大学の広告研究会です!私達はその中の活動の一つ「Z世代研究」を行いました。
昨今“Z世代”というワードを良く耳にすると思いますが、実際どのような思考を持っているのか深堀するため、今回は買い物にフォーカスすることにしました。調査内容は行動観察調査とアンケート調査の2つを行いました。
・行動観察調査
まず行動観察調査では、
女子大学生Aさん(19)
女子大学生Bさん(21)
この2名に御協力頂き、実際に店内で買い物する様子を調査しました。
観察のポイントは以下の通りです。
・女子大学生Aさん
Aさんは「アインズトルペ 自由が丘店」で調査を行いました。
店内はコスメやヘアケア用品、生活用品など様々な商品が陳列されていました。
Aさんは店内を迷路のように回りながら見ており、自分の興味のあるコーナーは時折足を止めながら見ているという印象でした。
また、特に注目して見ていた商品について質問してみると、
以下のような回答が得られました。
・女子大学生Bさん
Bさんは「無印良品 自由が丘店」で調査を行いました。
店内は3階まであり、日用品や文房具、スキンケア用品や食料品の取り扱いもありました。
店内を見た時の感想や、質疑応答から得られた回答が以下の通りです。
この行動観察調査からZ世代ならではの行動が沢山見られたのではないかと分析することができました。
・アンケート調査
続いて、行動観察調査で気になった点を深堀するべく、さらにアンケート調査を行いました。
アンケートの内容はこちらです。
そしてその結果がこちらです。
行動観察調査でもわかったように、下調べして情報を取り込んでから買い物に行く人が多いようです。
また、その下調べする時の情報源は主にInstagramやTikTokなどのSNSが大半を占めていました。
また、②の質問はあまり気にしないという人が大半であると予想していましたが、結果は半々くらいになりました。
・まとめ
これら2つの調査から私達は、Z世代は
「失敗したくない」という意識が強いのではないかと考えました。
モノや情報が溢れている時代からこそ、自分で購入するかしないかの判断が慎重になっていると感じました。
また、その際に店内POP、広告がZ世代の有益な情報源の一つになっていけば、広告による購買意欲はさらに高まっていくのではないでしょうか。
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